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麻布大学 学生が元「供血犬」を訓練 現在、里親を募集中

社会

掲載号:2021年2月18日号

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室内(上)やゲージ(右下)での生活、お座り訓練の様子(左下)
室内(上)やゲージ(右下)での生活、お座り訓練の様子(左下)

 麻布大学(浅利昌男学長)の介在動物学研究室(菊水健史教授)では実習の一環として、学生たちが「供血犬」として活躍した犬のトレーニングを行っている。

 「供血犬」とは、手術などで血液が必要となった犬に血液を提供する犬のこと。人間と違って動物には血液センターのようなシステムがなく血液は長期保存ができないため、その度ごとに血を提供する犬が必要となる。大きな動物病院などでは供血犬を院内で飼い、その時に備えている。同大学の附属病院でも数頭の供血犬が活躍中だ。

 同研究室の学生たちが今、トレーニングしているのは、3歳の雑種犬・ハチ(オス)。同院では通常、6年ほど供血犬を務めるが、ハチは軽度の基礎疾患が判明し昨年の夏、供血犬を引退した。病により小さい発作を起こす時もあるが、薬を飲むことでコントロールできるという。ハチを新たな飼い主へと譲り渡すためのトレーニングを続けてきた学生の一人、近藤祐生さん(動物応用科学科4年)はハチのことを「元々大人しくて人懐こい犬」と話す。それでも環境の変化から、トイレやゲージ内での睡眠や食事、落ち着いた散歩ができるまでには約半年ほどの時間を要した。今はペットシーツでの排尿、「お手・お座り」も問題なくできるように。飯泉佑香さん(同)は「優しい犬なのでいい里親さんが見つかってほしい」と話している。

ハチの里親募集中

 同研究室では現在、ハチの里親を募集中。菊水教授は「供血犬であったハチですが、学生の熱心なトレーニングで家庭犬としてのマナーも学びました。 温かい家庭に迎えていただければ」と呼びかけている。問い合わせはinfo@carazabu.comへメール、または同大学(代表)【電話】042・754・7111へ。

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