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「今、できること」を共有 市社協が活動事例集製作

コミュニティ経済

公開:2021年3月25日

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笑顔の市社協職員
笑顔の市社協職員

 相模原市社会福祉協議会がコロナ禍における地域活動の事例をまとめた冊子「さがみはらのつながりアクション」を製作。市社協のホームページで公開するほか、希望者には配布も予定する。

 相模原市内では、22地区の単位ごとに、それぞれ地区社会福祉協議会(地区社協)が組織されている。地域福祉活動のまとめ役として、地域の集まりや催しなどに携わる地区社協だが、新型コロナウイルス感染症の影響により、昨年春から活動の多くが自粛に。各地区の担当者で集まった際にも、「何もできない」「できることが分からない」「地域のボランティア団体さんも困っている」といった声が多く聞かれたという。

 しかし、その中でも工夫を凝らし、独自の活動を行う団体が少しずつ増え始めた。例えば、マスク不足が社会問題となっていた第1回の緊急事態宣言下。星が丘地区社協では地区内でマスク作りボランティアを募集し、作成したマスクを福祉施設などに寄付した。また新磯地区社協(南区)は、高齢者サロンの参加者に「手作りマスクキット」や塗り絵を配布し、集まれない代わりにステイホーム期間を楽しんでもらう活動を行った。

アイデアが満載

 「コロナ禍でも地域活動を止めず、つながり方を模索し続ける人たちがいる。その活動をみんなで共有し、役立てられる事例集が作れたら」。そう考えた市社協職員が、昨年12月から本格的に活動情報の収集をスタート。各地域の担当者に聞き取りを行い、それぞれの地区から1、2例ずつ掲載することとした。

 いざ聞き取りを始めると想像以上に事例の情報が集まり、職員も驚いたという。そこで冊子では「感染予防対策」「見守り」「屋外での活動」「自宅でできる活動」「ネットの活用」などジャンル別に選んだ事例を紹介。オンラインアプリ「Zoom」を活用したオンラインカフェ、マンション住民が地元中学校と連携して行ったコンサート、自宅で取り組める介護予防活動を記載したリーフレットづくりなど、さまざまなアイデアが掲載されている。

 問合せは、市社協地域支援係【電話】042・704・6275へ。
 

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