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サーティーフォー 病児・家族支援施設へ寄付 ホテル事業の余剰在庫を

文化

公開:2021年12月9日

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市辺ハウスマネージャー(左)に目録を手渡す唐橋社長=11月26日、東京都府中市
市辺ハウスマネージャー(左)に目録を手渡す唐橋社長=11月26日、東京都府中市

 住宅・総合不動産業「サーティーフォー」(橋本・唐橋和男社長)は11月26日、ドナルド・マクドナルド・ハウスふちゅう(東京都府中市)に対し、運営するホテル事業で使用する備品の余剰在庫を寄付した。

 同ハウスは1974年に米国で誕生した、入院または通院中の子どもに付き添う家族の負担を軽減するための滞在施設。建設や運営のために、マクドナルドの店頭募金や事業所・個人からの寄付、地域ボランティアなど多くの支援が寄せられている。運営は公益財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパンで日本には11カ所あり、「ふちゅう」は東京都立小児総合医療センターに隣接する場所に立地する。

 同社が来年創業30周年を迎えるのにあたって社内体制を整備する中で、ホテル事業の備品に相当数の余剰在庫を確認。管理部の大西育子副部長が「必要としてくれる場所へ」と寄付を発案した。大西副部長は、「私自身も子どもがおり、病気で入院したこともあったので、こういう施設に使ってもらえたらと考えた」と同施設への寄付に至った思いを語った。

 寄付品目は、歯ブラシや玩具などの子ども用備品や、乳液などのスキンケア用品、シャンプー、ボディソープ、バスマットやタオルなど、3辺60×54×40cmの段ボール約50箱分。同日、唐橋社長と唐橋一孝取締役、大西副部長らが同施設を訪問。唐橋社長が、ハウスマネージャーの市辺貴代さんへ目録を手渡した。

 取材に対し市辺ハウスマネージャーは、「緊急の場合、ご家族は何も準備できずに施設へいらっしゃる。こういう物をいただけるとそのまま使うことができる。滞在する方に活用していただきたい」と謝辞を述べた。

 唐橋社長は「寄付をすることで感謝され、またしたくなる。こうした寄付文化を相模原でも醸成していかなければ」と述べるとともに同施設の趣旨に共感を示し、「相模原にもこのような施設があると良い」と話した。

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