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さがみはら緑区 社会

公開日:2021.12.23

しめ縄でリース?
 高校生 寄付用に製作

  • しめ縄でクリスマスリースを作った生徒たち

 相模原総合高校(小松巌校長)で11月3日、地元の福祉施設などに寄付する「しめ縄リース」の製作が行われた。

 介護福祉基礎・社会福祉基礎の授業の一環として行われたもので、約20人が参加。将来介護や福祉業界をめざす学生が多く、授業の中で「最近目にすることが減った『しめ縄』を子どもたちにも見てもらいたい」という話になったことから、クリスマスから年明けまで長く飾っておける「しめ縄リース」を皆で製作することになった。

 生徒のほとんどは藁を加工するのが初めて。2人1組で藁を力いっぱいねじり、輪の形に整え、松ぼっくりやドライフラワーで洋風に仕立てていく。50個近く出来上がった個性あふれるリースは、12月上旬に同校近隣にある大島子ども支援センターなどに贈呈された。同校の担当者は、「しめ縄飾りは五穀豊穣を願う日本の伝統文化。寄付先の子ども達に身近に感じてもらうと共に、生徒たちには将来高齢者と接する機会が出てくる中でこの体験が対話のきっかけになれば」と話している。

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