国内最大規模の自転車ロードレース「ツアー・オブ・ジャパン(TOJ)」が5月19日から22日まで行われ、相模原市をホームタウンとする「Team UKYO SAGAMIHARA/チーム右京相模原」が団体総合時間賞で優勝。6月8日には市役所で本村賢太郎市長に報告を行った。
TOJは国際自転車競技連合が公認する日本最大規模の国際自転車ロードレースで、国内では唯一の都府県をまたぐレース。例年は8ステージで行われるが、今年は信州飯田、富士山、相模原、東京の4ステージで開催された。
チーム右京相模原は2012年に設立された自転車ロードレースチーム。代表を務めるのは元F1ドライバーで、相模原市の終身名誉観光親善大使を務める片山右京さん。現在10人の選手が所属し、藤野地区にある旧菅井小学校を拠点に活動している。相模原市で5つめのホームタウンチームとして、2020年11月に認定された。
今大会は、第1ステージの信州飯田で1位にネイサン・アール選手、2位にベンジャミン・ダイボール選手、第2ステージの富士山では1位にダイボール選手、2位にアール選手とそれぞれワンツーフィニッシュ。チームとして総合1位に躍り出て迎えた第3ステージの相模原では、14位と落ち込んだものの第4ステージの東京で、レイモンド・クレダー選手が1位となり、団体総合で1位に輝いた。
個人ではアール選手が総合時間賞で1位、ダイボール選手が総合2位に入賞した。
市長へ優勝報告
市長を前に片山代表は、「初めて自転車で走った場所が相模湖。そういった場所で大会が行われ、優勝することが出来てとても感慨深い」と話し、本村市長は、「厳しい練習の成果を見せてくれた。市民にとって誇りだ」と喜んだ。
桑原忠彦ゼネラルマネージャー兼監督は「今年は片山代表から絶対優勝するように言われていたのでとても嬉しい。来年は相模原ステージでも優勝が出来るように頑張って練習していきたい」と話した。
今後の目標について小石祐馬キャプテンは、「次は全日本自転車競技選手権大会がある。今度はそちらに照準を合わせていきたい。チーム右京の強さを示していくことが出来たら」と話し、片山代表は「総合優勝という形で締めることはできたが、相模原ステージでは1位を取ることが出来なかった。来年は連覇は勿論の事、相模原での1位も狙っていきたい」と意気込みを語った。
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