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公開日:2026.02.19
相模原市
本庁舎でロボット実験
ELV(エレベーター)に乗り物品届ける
相模原市は、ロボットがエレベーターに乗降して物品を届ける実証実験を3月12日(木)まで市役所本庁舎で実施する。「ロボットのまち」を推進する市が、市民の見える場所で実証実験を行うことで、「ロボットフレンドリーな環境」への理解を図るとともに、早期実装に向けて弾みをつける。
市は昨年6月に戸田建設株式会社、さがみはらロボットビジネス協議会と「ロボットフレンドリーな環境構築に係る実証事業に関する協定」を締結。今回は協定に基づいた実証実験となる。ロボットのエレベーター連携に実績のある戸田建設がノウハウを示しサポート。協議会は市販のシステムに各社の知恵を結集しロボットを開発した。
完成した「相模原モデル」ロボットは筒形で高さ70cm、直径50cm、重さ30kg(ロボット除く)。引き出し型のセキュリティボックスが付いており、上部に設置されたタブレットにカードをかざすと開錠する。走行速度は1秒に2〜2・5cm。エレベーターに設置した機器とロボットを通信で結びロボットがエレベーターを直接呼び出す。
実証実験は本庁舎本館のエレベーターを使って行われている。6階の総務事務センターから依頼された物品をロボットが自走してエレベーターに乗り込み各階に届ける。期間は2月17日〜3月12日までの火曜日と木曜日の午前10時30分〜午後5時。実験中は本館のエレベーターの利用が一部制限される。
「第一歩」進めたい
2月13日に行われたお披露目会ではデモ走行が行われた。6階で書類を積んだロボットがエレベーターで2階に降り、本村賢太郎市長に書類を届けた。
関係者を前に本村市長は「市民が私たちのまちがロボット産業特区だということをなかなか体感しきれていない。『見える化』に向けて取り組み、『相模原と言えばロボット』と言われるようにチャレンジしていきたい」と意欲を見せた。
戸田建設イノベーション推進統轄部新技術・事業化推進部の黒瀬義機部長は「関係者の熱い思いでできたプロジェクト。人とロボットが共生するロボットフレンドリーな環境構築に貢献していきたい」と話した。
協議会の藤本恵介会長は「ロボットが社会で活躍するには優れた技術だけでなく、建物や運用の仕組みが整備されて初めて導入できる。これから実証を積み重ねて、改良し、本格導入につなげていきたい。挑戦した地域が未来の日常をつくる。三者でこの第一歩を進めていきたい」と語った。
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