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さがみはら緑区 経済

公開日:2022.09.08

自治会連会長に聞く地区の魅力【1】
親切で人が温かい地域宮野善三郎 会長(73歳)
藤野地区自治会連合会(50自治会 2514世帯)

 ▽会長を務め4年目を迎えた宮野会長。生まれも育ちも藤野、仕事も都内へ藤野から通い続けたという、生粋の藤野人だ。藤野のおすすめの場所は「やっぱりラブレターかな。高速道路から見るのが一番いいんだけどね」と話す。地域の特徴は「みんな親切で協力的。人が温かい地域だね。観光協会や商工会青年部等の団体が一生懸命。地域を盛り上げようという人たちがいっぱいいるのは嬉しいね。安心してこの後を託せるよ」と笑みを浮かべる。

 ▽コロナ禍で自治連としてもイベントは軒並み中止の状態。「住民からは何かやってほしいと言われる。コミュニティがどんどん希薄になってきていて、みんな交流を求めている」と話す。そんな中、10月の健康フェスタは開催の方向で進めている。「コロナがわからないけど、例年体育館だったのをグラウンドに変更する。競う種目ではなく、ウォークラリーなど楽しめる内容にしようと検討中だよ」。

 ▽高齢化により、自治会の会員も減少傾向だ。「役員が回ってくると辞めちゃう人もいる。これからは過疎化、高齢化は避けられない」と心配する。さらに「交通」の問題も喫緊の課題と指摘する。「バスも少ないし免許も返納できない。今から対策を始めないと買い物難民が増える」と不安視する。しかし、地域にシュタイナー学園があることで、「子育て世代の転居は増えている」とも話す。「若い力でもっと良い町になるといいね」

※このコーナーは橋本、大沢、城山、津久井、相模湖、藤野地区の自治連会長に各地区の魅力を伺い紹介します(全6回)。

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