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さがみはら緑区 社会

公開日:2022.11.10

「名物」歯科院長
”顔”で駅伝チーム応援
法政大学とスポンサー契約

  • 自分の写真が載ったTシャツを着るきぬた院長(左から3人目)と坪田監督(同4人目)、ロゴ入りユニフォームを披露する選手ら(同院提供)

 法政大学(町田市相原町に多摩キャンパス)陸上競技部駅伝チームに強力な援軍――。同大の多くの学生が通学に利用するJR西八王子駅の駅前に本部ビルを構える八王子きぬた歯科(きぬた泰和院長)がこのほど、同チームとユニフォームスポンサー契約を結んだ。

 同院はきぬた院長本人の顔を大きく露出した看板を全国240カ所に掲出していることで話題となっており、きぬた院長はテレビのバラエティ番組やラジオなどのメディアにも引っ張りだこの「時の人」でもある。今回、同チームがスポンサーを募集していることを知り、駅利用の件などがあってサポートを決めたという。ユニフォームなどに同院のロゴを掲出し、きぬた院長の写真がデザインされた練習用のTシャツも作成した。

 きぬた院長は「”バズったもん勝ち”かなと。注目を浴びれば選手たちは実力以上の力を発揮するんじゃないかな。ユニフォームの方も、もっと目立たせるために院名じゃなく顔写真にしようかどうか検討中。選手の頑張りに期待しています」とスポンサー契約の経緯を話しつつ、エールを送った。チームを率いる坪田智夫監督は「最初に見た時は驚きましたが、このTシャツのようにインパクトのある走りを箱根では見せたいと気合が入りました」と述べた。

 同チームは10月10日に大学三大駅伝の一つである出雲駅伝に出場し、20チーム中7位と健闘。来年1月に出場する箱根駅伝本選に向けて弾みをつける形となった。

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