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さがみはら緑区 社会

公開日:2023.07.13

ピンクのバッタ見ぃつけた
齋藤さん姉妹が捕獲

  • 瑠菜さんと結芽さん(右)

  • 姉妹が発見した赤みがかったバッタ

 大沢小に通う齋藤結芽さん(4年)と瑠菜さん(1年)の姉妹が6月29日、大島の路上で赤みがかったピンク色のバッタを発見した。

 午後5時過ぎ、近所に遊びに行った帰り道、道路の白線に赤いものを見つけた2人。近づいてみるとバッタで、すぐに自宅から虫取り網と虫かごを持ってきて捕まえた。「最初に見た時は日焼けしたのかと思った」と結芽さんは振り返る。母親の理恵さんは「驚いたが害があるといけないので役所に確認をした」と言う。害は無さそうとのことで自宅で飼い始めた。

「レッドくん」

 捕まえたバッタは全長5cmほど。一般的に緑か茶色だが、このバッタは赤みがかっているのが特徴。飼い始めて、バッタが食べるところを初めて見たという結芽さん。「名前はレッドくん。よく食べるし、よく糞もする」と笑う。瑠菜さんと一緒に世話をしているが、瑠菜さんは虫が苦手なようで「カゴから出てくるのが怖い」と言いながらも、姉妹で一緒に水や餌やりをしている。

 「タブレットで調べたら暗い場所に置いておくと茶色になるらしくて、布団をかぶせたけど暑くてかわいそうだからやめた」と結芽さん。「これから変化を観察したい。だんだんピンク色が薄くなり、脱皮して普通のバッタの色になるんじゃないかな」と仮説を立てる。「大きくなるのを早く見たい」とワクワクしている。

 ピンク色のバッタについて、相模原市立博物館では「毎年1〜2件、ピンクのバッタを見つけたと言う話を聞くが、この手のバッタは見つけようと思って見つかるものではない。色については、なんらかの原因で色素が欠乏し色彩変異が起きたと考えられる」と話す。

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