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さがみはら緑区 社会

公開日:2023.09.21

地震峠の漫画と歌披露
鳥屋地域 教訓を後世へ

  • 会場には約130人が訪れ、地震峠の歌が披露された

  • 発表された漫画と歌は芳晴さんのYouTubeチャンネルから閲覧できる

 「地震峠100年を迎えて〜教訓を力に未来へ!」と題したイベントが9月3日、鳥屋地域センターで開催され、地震峠を題材にした漫画と歌が初披露された。

 関東大震災による土砂災害で16人が亡くなった鳥屋の馬石地区。その場所は「地震峠」と呼ばれ、現在も鳥屋地震峠を守る会が慰霊碑などを維持管理している。イベントは同会が主催した。

 当日は地域住民ら約130人が集まった。まず、津久井高校漫画研究部が制作した漫画「百年の時を超えて繋がる命」が披露された。スクリーンに漫画のコマを映し、ピアノの演奏をバックに各役が台詞を読み進めると、会場は水を打ったように引き込まれていった。

 続いて緑区在住でシンガーソングライターの芳晴さんによるミニコンサートが行われた。芳晴さんは、「浜千鳥」「浜辺の歌」「月の砂漠」など大正時代の歌を熱唱。そして、同会の依頼を受けて作詞・作曲した地震峠の歌「地震峠と十六の瞳」を市立鳥屋学園の生徒、地域住民らと合唱した。イベントの最後には、鳥屋財産区管理会の落合嘉春会長が「皆さん鳥屋の地震峠にぜひ訪れてください」と呼びかけた。

 来場者はできたての漫画に目を通しながら「温かい会だった」「癒される素敵な時間だった」などと笑顔を見せていた。

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