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公開日：2023.11.23
『首や腰の痛み』知って得する脊髄脊椎のお話
その33 腰椎椎間板ヘルニアの症状
腰椎椎間板（ようついついかんばん）ヘルニアの主な症状は腰痛です。また、ヘルニアが脊髄の神経（特に腰椎部の脊髄神経を馬尾神経といいます）を圧迫することにより、下肢の痛み、しびれ、つっぱり感、運動障害などが現れます。
ヘルニアが運動神経を高度に麻痺すると筋力が低下し、つまずきやすくなる、階段が登りにくくなる等の下肢脱力に伴う症状が出現します。さらにヘルニアが巨大であると、より多くの馬尾神経が圧迫され、排便や排尿にかかわる神経も障害されます。その際は排便、排尿がコントロールできなくなることもあります。
以上のような症状のうち、下肢の筋力低下が高度な場合（自分の意志で足の一部分が動かせない等）、排便・排尿のコントロールが障害されている場合は、症状出現から24時間以内に緊急手術が必要になる場合があります。その際は至急、脊椎の手術が可能な医療機関を受診することが必要です。
次回の「知って得する脊髄脊椎のお話」については、12月21日に掲載する予定です。
■取材・協力
八王子脊椎外科クリニック／東京都八王子市万町１７３の１
【電話】０４２・６５５・５５６６
【アクセス】ＪＲ八王子駅南口からタクシー３分、『京王バス』万町１丁目下車、『神奈中バス』万町２丁目下車
八王子脊椎外科クリニック
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TEL:042-655-5566
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