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さがみはら緑区 教育

公開日:2023.11.23

遊び場を手作りで
津久井ヶ丘幼に「築山」誕生

  • 園児たちは飛び跳ねて土を固めるお手伝い

  • お父さんがボランティアで参加

 津久井ヶ丘幼稚園(長竹)の園庭に11月11日、手作りの「築山」が誕生した。「園児が進んで遊びこめる園庭づくり」をテーマに、園児の思いや教職員のアイデアを生かした園庭づくりを進めている同園。井村勉園長は「子どもたちや先生の意見を聞き、模索するなかで築山をつくることに決めた」という。

 築山づくりには、同園に通う園児の父親10人がボランティアとして参加。園庭づくりをサポートする(株)東京・森と市庭(本社:東京都奥多摩町)のスタッフの指導の下、木材の塗装や築山の土台づくりに協力した。時折、子どもたちから「パパ、頑張れー」と声援を受けると、照れくさそうな顔を見せながら、力仕事に精を出していた。

 土台が完成すると次は子どもたちの出番。築山を元気に飛び跳ねたり駆け回ったりしながら土を固める作業を手伝った。完成後には子どもたちからそれぞれの父親に「ありがとう」の言葉と手作りのメダルが手渡される場面も。井村園長は「保護者の皆さまと、和やかな雰囲気の中で作業ができ、素晴らしい築山が完成しました。子どもたちの楽しく遊ぶ姿が目に浮かびます」と話した。

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