さがみはら緑区 教育
公開日:2023.11.30
橋本小
児童が考案 地域の名物に
もうすぐ完成 「相模原つめこみ弁当」
橋本小学校(佐藤美佳校長)の5年生が考案する「相模原つめこみ弁当」の完成へ向け、準備が大詰めを迎えている。
リニア中央新幹線の新駅ができる橋本に下車してもらうため、地域の名産品を作ろうと総合的学習の時間を使って取り組んでいる5年生。相模原の魅力を発信するために、相模原産の食材を盛り込んだ弁当づくりを進めている。「神奈川県の名物と言えば崎陽軒のシウマイ弁当」という児童の発想で、同社の広報担当を学校に招き、情報交換を行うなどプロジェクトを進行してきた。
相模原産の食材で
相模原つめこみ弁当の米は、相模川ビレッジ若あゆで児童が作った米を使用。さらに、卵を産み終えた鶏を使った相模チキン、相模原産の卵と野菜を使用する。それを相模原産の木材で作った弁当箱に入れ、箸を添えて販売。製造は橋本のソーセージ店・252sausageに依頼する。
11月22日に行われた授業では、一般社団法人さがみ湖森・モノづくり研究所MORIMOの淵上美紀子代表理事と佐々木友路さんが弁当箱のサンプルを児童たちと確認し合った。児童たちはサンプルを見て質問するなど、デザインなどの最終調整を行った。
販売を目前に児童は「食べた人が笑顔になるお弁当をつくりたい」「相模原の名物をたくさん詰め込んだ最高のお弁当にしたい」「お弁当が売れて有名になって地域が活発になってほしい」などとそれぞれ思いを語った。
12月5日に販売
弁当は12月5日(火)、アリオ橋本で開催される同校主催のSDGsフェスで販売。イベントは午前10時からで、弁当の販売は10時30分と午後1時30分から。限定200食を販売。価格は現在調整中で、売り切れ次第終了となる。イベントでは6年生が取り組んできたSDGsの取り組みの発表などもある。
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