さがみはら緑区 社会
公開日:2024.01.18
「110番」適正利用を
区内2カ所でキャンペーン
「110番」にちなんで、1月10日は110番の日。区内でも同日、110番の適正利用を啓発するキャンペーンが2カ所で行われた。
津久井署
津久井警察署(佐藤宏文署長)は、ダイエー津久井店の駐車場でキャンペーンを実施した。警親会津久井支部や津久井矢車草女性の会のメンバーら約20人が参加。買い物客らに啓発物を配布し、110番の適切な利用を呼び掛けると共に、自転車乗車時のヘルメット着用や詐欺抑止の注意喚起を行った。
屋内では県警本部にある通信指令室(110番センター)の映像を流し、通報時の流れやしくみを署員が説明。映像を見た来場者からは「110番の使い方に気を付けます」といった声が聞かれた。一方、会場を訪れた子どもたちには「事件や事故を見たり、何かおかしいと感じた時はすぐ110番を」と呼び掛けていた。
地域課の橋本智雄課長は「110番は緊急発報専用の電話番号です。その他の困りごとは直接、警察署または警察相談専用電話へ」と話した。
相模原北署
相模原北警察署(柴崎政美署長)は、アリオ橋本でキャンペーンを実施した。市内在住でキックボクシングの第6代ビッグバンスーパー・ウェルター級王者の藤村大輔さん(K-1GYM SAGAMI-ONO KREST所属)を一日署長に迎え、110番の適正利用と交通安全を訴えた。
キャンペーンでは柴崎署長が110番通報の現状を解説し、緊急でない通報も多くあると指摘。「警察官が現場に急行する時間も遅れかねない」と市民へ適切な利用をお願いした。その後、関係団体の会員らと共に、買い物客らに啓発物を配り再度、110番の適正利用を呼び掛けた。
キャンペーンに参加した藤村さんは「とても貴重な経験をさせていただいた。市民の安全を守るのが警察の仕事だが、市民も協力してみんなでより良いまちになればいい」と話した。
約3割が非緊急
昨年5月に新型コロナが5類に移行し、経済活動が本格化したことで、110番の件数は増えていると言う。神奈川県内の昨年の110番の件数は、前年から9万件増の約106万件。そのうち3割が要望、間違え、いたずら、免許更新についてなど、緊急性のないものだったという。
なお、県警では緊急以外の相談などは地域の警察署、もしくは相談短縮ダイヤル「♯9110」の利用を勧めている。
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