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さがみはら緑区 文化

公開日:2024.02.15

川尻八幡宮
創建500年で社務所建築へ
資材高騰で難航 奉賛呼び掛け

  • 来年、創建500年を迎える川尻八幡宮

  • 老朽化が激しい社務所

 1525(大永5)年に創建された川尻八幡宮(安西圭市宮司/川尻4171)が来年、創建500年の節目を迎えるにあたり、記念事業の準備が本格化している。

 川尻八幡宮は、伝承によると舎人親王の子孫が奥州に下る際に病気で亡くなったため、この地に手厚く葬ったとされ、その時護持していた石清水八幡宮の御分霊を御神体として祠に建て祀ったのが、現在の川尻八幡宮であるとされている。

 現在は、地域の行事、イベントの拠点だったり、近隣の学校などの学習の場でもある同八幡宮は、この地で長く地域の拠り所となっている。

老朽化で使用困難

 2025年の創建500年へ向け予定している記念事業では、来年春に式典を開催するほか、社務所の建築を予定している。

 現在の社務所は、昭和初期に建築されたもので老朽化が激しく、使用が困難な状況になっているという。そこで社務所建築委員会を組織し、寄付を募り準備を進めてきたが、昨今の建築資材の急な高騰などを受けて、計画が難航しているという。八木敏夫委員長は「大変厳しい時節ではございますが、何卒趣旨をご理解いただきまして、皆さまの格別なご奉賛とご支援をお願い申し上げます」と話す。

 当初の予算額は5000万円。社務所の建築、設計、管理監督料、給排水設備工事、電気設備工事などが含まれる。奉賛金額は1口1万円からで何口でも可能。来年4月までの完成を目指す。

 奉賛金の詳細、申し込み方法はホームページや左記の二次元コードから確認できる。問い合わせは同八幡宮【電話】042・782・4512。

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