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さがみはら緑区 社会

公開日:2024.06.10

拳銃射撃で準優勝
相模原北署 4連覇ならず

  • 大会に出場した相模原北署のメンバー。左から矢田巡査長、吉岡巡査、松原巡査部長、富田警部補、金成署長

 警察官の実践的な射撃訓練の成果を確認し、射撃技能の向上を図る神奈川県警察拳銃射撃競技大会が県警察射撃場でこのほど開催され、相模原北署(金成保廣署長)が準優勝に輝いた。

 同署は県内54署を規模で3つに分けたうちのB組に出場。競技は3つの条件で10〜15メートル離れた的を狙い一人が15発ずつ射撃。その合計点を競う。

 大会3連覇中の同署は4連覇に挑んだ。予選を3位で通過し順当に決勝へ進出。3署で得点を競う決勝はハイレベルな争いとなったが、わずかに及ばず準優勝となった。

 出場した矢田幸徳巡査長は、「北署の一員としては初出場で、足を引っ張らないようにと思ったら今までにないくらい緊張した」と振り返ると、吉岡竜哉(とうや)巡査は、「4連覇がかかる中、初めての出場で感じたことのない緊張感があった。悔しい」と唇をかんだ。また、富田(とみだ)洋平警部補は、「4連覇を逃し悔しいが、優勝した署は満点を出していてすごかった。次回、機会があれば優勝を目指したい」と前を向く。松原沙緒理巡査部長は「結果は悔しいが、今後も練習を重ねて現場で適正的確に使用できるよう訓練を重ねていきたい」と気を引き締めた。

 当日は会場で署員の健闘を見守った金成署長は、「4連覇を期待され相当なプレッシャーだったと思う。この大会は市民を守るためにいざという時の射撃技術を高めるための大会。相模原北署には技術が高い警察官がいるという安心感につながれば」と話した。

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