(PR)
【森田病院医師紹介【3】】 診断が重要「神経疾患」 脳神経内科 鈴木祐医師
毎週金曜日の午後に脳神経内科の診察を担当している鈴木祐医師。脳神経の疾患の代表的な病気や症状である、脳卒中、パーキンソン病や関連疾患、頭痛について以下のように話す。
「力が入らない、呂律が回らないなどの症状が急に出たら救急要請を検討して下さい。脳卒中は脳血管の病気で突然症状を引き起こします。対応できる病院は限られますが24時間以内は特別な治療をする必要があり、時間との勝負になります。
パーキンソン関連疾患は、ふるえ、歩きにくいなどの症状が出た際に考える病気になります。診断は1回の外来では判断できないこともあり、病気の経過を確認しないと確定診断に至らないこともあります。特にパーキンソン病は多様な症状を認め、味覚、嗅覚の変化や便秘などもあらわれますが、治療薬があるのできちんと診断・治療をして生活が困らないようにする必要があります。
突然の頭痛は、くも膜下出血、脳動脈解離、慢性頭痛は片頭痛、緊張型頭痛、薬物乱用頭痛などがあります。診断が重要ですが、片頭痛はここ10年で治療が大きく変わり、うまく治療することで生活の質を上げることができます。慢性頭痛に悩まれている方は相談に来て下さい。他にも神経疾患は多様で認知症、神経難病などもあります。理由が分からないものが神経疾患だったという例もありますので、どこに受診したらよいか分からない時は一度相談に来て下さい。めまいや認知症の診断と治療も行っていますのでご利用下さい」
|
|
|
こどもタウンニュースさがみはら版9月30日 |
|
|