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公開日:2025.03.27

神奈川県SDGsパートナー地域会
メンバー同士の連携、実現へ前進

  • 連携に向け議論を深めた参加者ら

 SDGsの取組等を実施している企業、NPO、団体、大学などが登録し、神奈川県がその取り組みやパートナー間の連携を後押しする『かながわSDGsパートナー制度』。今年度は登録パートナー同士のさらなる交流と連携促進を目指し、県央地域のパートナーを中心とした「地域会」を、年6回にわたり開催してきた。その集大成ともいえる第6回地域会が3月11日、相模大野kichikaで開催され、15名のパートナーらが連携案の実現に向け、活発に意見を交わした。

”どうビジネスとして成立させるか”が論点に

 連携策を考えるにあたり、地域会では、地域ならではの潜在的な課題や地域特性などに着目。課題を解決するためのアイデアや地域特性を生かした活性策について議論を重ねてきた。特に企業間の連携を考える上では、SDGsの目標を達成しながら、いかにビジネスとして成立させるかが鍵を握った。議論をより活発化させるためのファシリテーターとして、関東学院大学の牧瀬稔教授が年間を通じて伴走したほか、神奈川県中小企業診断協会がサポートに入った。

3つの連携策が実現へ

 24年度は3つの連携策が実現へ向け動き出すこととなった。地域会を主催した、神奈川県政策局いのち・未来戦略本部室 企業連携・SDGs推進担当課長の河野智子氏は「たくさんの連携策が生み出され、今後が楽しみ。情報交換の機会を積極的に持ち、この取組を広めていきたい」と話した。

『学生と企業の交流会チーム』▼株式会社ホンダカーズ神奈川西、神奈川工科大学、ロジフォワード株式会社、野村聡氏(中小企業診断士)/大学3〜4年生の就活生を対象に、企業・士業・大学が連携して交流会を開催することで学生・企業のコミュニケーションの場を創出する。

『津久井在来大豆PRチーム』▼地域デザインオフィス、豊國屋、安藤朋哉氏(中小企業診断士)/地産地消の取り組みや食文化への関心から再び注目されるようになった「津久井在来大豆」の活用法を、レシピコンテストを開催することで広め、神奈川県に根差した食文化の魅力を多くの人に知ってもらう。

『藤野地区の地域資源を活用した”Well-Beingルート”の開発と提供チーム』▼特定非営利活動法人ふじの里山くらぶ、里地創生プロジェクト、株式会社Safamii/藤野地域の観光資源を巡る周遊コースをアプリ上で展開。心身ともにリフレッシュできる里山での観光体験を通じた「人々の再生」と、自然に触れる体験による里山への愛着醸成がもたらす「里山の再生」、周辺地域の「経済の再生」を目指す。

政策局 いのち・未来戦略本部室SDGs推進グループ

https://www.pref.kanagawa.jp/docs/bs5/tiiki.html

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