当紙面で１月にも乳児用液体ミルクのことを紹介しましたが、３月14日に行われた東京都議会の予算特別委員会において、都の乳児用液体ミルクに関する取り組みについて質疑致しましたので報告します。

導入検討へ

　一問一答の質疑では、乳児用液体ミルクの国内供給の開始に迅速に対応していくべき、率先して備蓄するなど、その普及の後押しを都がリーダーシップを発揮していくべき――などと質疑したところ、小池百合子都知事らは「地域防災計画を改定し、災害時の備蓄の中に新たに乳児用液体ミルクを盛り込むことを検討する」とした方針を明らかにしました。また、発災直後は地域の備蓄が重要であることから、「都として市区町村の取り組みを予算的に支援すること」「母子保健従事者向けの研修会を実施する」などの答弁を得ました。

八王子でも推進を

　４月から、乳児用液体ミルクについて具体的な「動き」が始まり、都では網羅的な仕組みが整っていくと思います。

　次の課題は、八王子などの市区町村でいかに取り組みを進めていくか、になります。そのため、今後、市と協議を行い、乳児用液体ミルクが八王子の災害備蓄などにおいても活用されるよう、最善を尽くして参ります。

滝田やすひこ

都民ファーストの会　東京都議団

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