八王子市は4月20日、定例の記者会見を行った。
相談1万件以上
新型コロナウイルスに関連して、市の窓口に寄せられた相談は1万742件(1月27日から4月19日まで)で、おもな内容は「症状や受診、検査」「マスクやアルコールの不足」「給付金等」だった。
また、中小企業者への資金繰りなどの支援措置についての特設相談窓口へは525件が寄せられた。市は国のセーフティネット保証認定も行っており、件数はは489件だった(3月3日から4月19日まで)
待機児童25人
保育施設の待機児童数は昨年から1人減の25人(速報値)となった。学童保育所については昨年から9人増の154人(確定値)だった。
共生意識の啓発
全国的に外国人在住者が増える中、多文化共生意識を啓発する映像とパンフレット「ともに、このまちで。」を制作した。映像はフルバージョン5分、短縮バージョン1分。パンフはA5判フルカラー、全8ページ。6000部を発行。市のホームページで公開しているほか、関連講座やイベントで活用していく予定。
質疑応答
記者からの質問はコロナ関連に集中した。市独自の取り組みについて石森孝志市長は「国や都の支援策があるが、市としても迅速に予算を組んでいきたい」と話した。また、軽症患者の療養先として都がホテルの確保を進めていることについて「市内でも1軒が手を挙げている。都がその宿泊施設を指定するかどうかは不明だが、都で難しければ、市独自でも確保を考えている」とした。
また、八王子市医師会と連携した新型コロナウイルスに対する外来の設置について医師会と折衝中であるとした。医師会から医師を派遣してもらい、必要な人にはPCR検査をする予定。
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