八王子芸者がこのほど、オリジナルマスクの販売を始めた。マスクは昨年販売し100着以上の注文があり好評だった浴衣と同じ生地、綿絽で作られており「やさしい肌触り」となっている。
新型コロナの影響で芸者衆の仕事はほとんどがなくなっている=関連記事あり。そんな中、「何かできることはないか」と置屋菊よし(明神町)の小太郎さんがマスク作りを企画。芸者衆を応援する集まり「八王子黒塀に親しむ会」に伺うと、「いい試み」と賛同を得た。会長の福山眞吾さんは「仕事がなくなって可愛そう。支援したい」と快く会として150枚を購入したそう。
1枚880円(税込)。小太郎さんは「なかなか集まることはできませんが、同じものをつけて一体感を楽しんでもらえたら」と話す。問い合わせはきものにしわ【電話】042・625・0019、または八王子三業組合【電話】042・622・5191へ(8月末までの期間限定)。
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