指導をする地久里選手。高校のときの教員に影響を受け、指導者へ憧れを抱くようになったそう。中学、高校の保健体育の教員免許も持つ
中学生対象
プロバスケＢ３東京八王子ビートレインズの地久里（じくり）謙成（けんせい）選手が７月から中学生を対象にバスケットボールの指導を行なっている。
地久里さんは今季５年目を迎えるチームの中心選手。ＪＢＡ公認Ｃ級コーチライセンスを持つ。コロナ禍で思うような活動をできていない中学生に対し今回、「自分ができることを」と指導を買って出た。
指導は「ワンコインスクール」と称し１回５００円で、中学生なら誰でも参加ができる（小学６年生も含む）。「各所の子どもらが受けられるように」と会場は市内の様々な場所を利用している。
プロのメニュー
内容について地久里さんは「自分たちが練習でやっているメニュー。プロがスキルを高めるために実践していること」と話す。スクールを見守るスタッフは「午前中にトップチームがやっているメニューを、午後には子どもたちがしていて驚いた」とも。「その動きは何のための練習なのか？先を考えてさせている」という。参加した中学生は「部活などでやっていない動きがある。難しい」と話した。地久里さんは「練習の中で一瞬でも気づきや発見があれば」と期待する。
Ｂ３今季は来年１月開幕となるため、スクールは今年10月までの開催を予定している。次回の実施など詳細は一般社団法人トレインズアカデミー【電話】０４２・６４９・４４４０へ。
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