八王子 教育
公開日：2025.08.28
｢ガサガサ｣に親子143人
浅川で恒例の環境学習
夏の恒例イベント「八王子浅川ガサガサ探検隊」が８月２日に開催され、対象となった小４以上の児童とその保護者１４３人の親子が浅川の自然を学びながら満喫した＝写真。主催は八王子浅川水辺の楽校運営協議会。
ガサガサとは、川辺の草むらや石の近くをタモ網で『がさがさ』と揺らし、飛び出てくる生き物を探す川遊び。探検隊では毎年、俳優で自然学習に詳しい中本賢さんが講師を務めている。中本さんは浅川について「八王子は湧水が豊富で、浅川も夏でも水が冷たいのが特徴。そのおかげで、多くの種類の魚が見つかる」と説明。紙芝居を使って川の自然の大切さをユーモラスに伝えた。
子どもたちは、浅川に生息する多種多様な生き物を次々と発見。中本さんに「これなに？」と目を輝かせながら生き物を見せて質問すると、中本さんは魚の種類を丁寧に解説していた。中本さんは今回のイベントを振り返り、「夏の浅川が子どもたちの期待に応えてくれた。このイベントが、参加した皆さんにとって、素敵な故郷の思い出になってくれたらうれしい」と話していた。
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