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八王子 スポーツ

公開日:2025.10.16

「弱さを個性に」夢と向き合う
山本選手が元八王子東小で講話

  • 山本楓己選手(中央正面)からの質問に手を挙げて答える児童ら

 プロバスケB3・東京八王子ビートレインズの山本楓己選手が10月6日、市立元八王子東小学校(塚原忍校長)で「夢と向き合うこと」と題して、キャリア教育講話を行った。6年生2クラス42人が参加し、山本選手がプロを目指し、叶えるまでの経験や体験談に熱心に聞き入った。

 山本選手は今季新加入の27歳。生まれつき重度の食物アレルギーがあり小5で食物依存性運動誘発アナフィラキシーと診断されるなど、プロのスポーツ選手を目指すには困難な少年時代だった。それでも「プロバスケ選手になりたい」という夢を諦めきれず、ハンディキャップをどうにかできる方法を自ら考えて乗り越えてきたという。

 山本選手が「夢について考えると、本当になれるのか?できるのか?という弱さが出てくる」と話すと、児童が大きくうなずく場面もあった。続けて「弱さは個性や自分らしさにつながるもの。悪いことではない。叶えるための力に変えて、夢と向き合ってほしい」と児童らに熱く語りかけた。

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