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八王子 教育

公開日:2025.11.06

今年も豊作だ
中山小で稲刈り

 市立中山小学校(鈴木淳校長)の敷地内にある田んぼで10月17日、5年生児童が稲刈りを行った。今年6月に児童らが植えた苗が育ち、たわわな稲穂が実った。

 同校では総合的な学習の時間を使って5年生が稲作を体験。米づくりを通じて地域の自然や食について学び、考える機会を設けている。田んぼは保護者有志団体「おやじの会」や学校運営協議会が学校と連携し、今春に整備したもの。使用していないプールの水を汲み上げて水源に活用したり、土を耕さない不耕起栽培による自然農の米づくりをする田んぼも用意するなど新たな取り組みにも挑戦した。

 子どもたちは鎌で稲を刈り取り、通常の稲穂と不耕起栽培で育った稲穂の違いも確認。根本で束ねて稲架掛けをする作業に汗を流し、「慣れてきたら一束をすぐに作れるようになった」と感想を話した。鈴木校長は「経験を通じて、農作物を育てる農家の苦労などを感じてもらえれば」と期待する。

 なお育てていたのはもち米のため後日、もちつきをして鏡もちを作り、家庭に持ち帰る予定。

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