八王子 社会
公開日:2025.11.27
インフルエンザ
急増に市が警鐘
罹患者7割強が15歳未満
都内のインフルエンザ患者報告数が基準値を超え、都は11月13日に「警報」を発出した。市内でも罹患者数が増加傾向にあり、流行の拡大に市はこまめな手洗いやマスクの着用、ワクチン接種の検討などの対策を呼びかけている。
インフルエンザは、のどの痛みや鼻水、咳などの風邪に似た症状が見られる感染症で、38度以上の発熱や体のだるさなどが急に現れるのが特徴。咳などの飛沫感染、ウイルスのついた手で口や鼻に触れる接触感染などの感染経路があり、例年12月から1月にかけて流行する。
都平均超え
市内では17カ所ある定点医療機関当たりの患者数が、第38週(9月16日〜22日)に定点当たり1人を超えて流行期に入った。第43週(10月20日〜26日)に同10人超で注意報、第45週(11月3日〜9日)に同30人超で警報レベルに達した。
第46週(11月10日〜16日)時点では1418人(定点当たり83・41人)の罹患者が報告されており、このうち15歳未満が74%を占め、60歳以上は1・8%となっている。またインフルエンザ様疾患による小中学校の学級閉鎖は今年度累計で68校195学級、欠席者数1681人となっている。
こうした状況を受けて市は「市独自の取り組みで、13歳未満の予防接種費用への助成も行っている。こまめな手洗いや換気、ワクチン接種などを検討し、具合が悪ければ早めに医療機関を受診して」と呼びかけている。
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