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八王子 スポーツ

公開日:2025.11.27

創価大学野球部
2人のプロ選手が誕生へ
立石選手・山崎投手、活躍誓う

  • 喜びを分かち合う山崎投手(中央左)と立石選手=創価大学提供

 先月行われたプロ野球ドラフト会議で、創価大学野球部から2人の選手が指名を受けた。立石正広内野手(法学部4年)はドラフト1位で3球団競合の末、阪神タイガースが交渉権を獲得。山崎太陽投手(経営学部4年)は東京ヤクルトスワローズから3位指名を受けプロへの扉を開いた。

 ドラフト会議当日、両選手は野球部関係者や学友と共に学内の会見場で待機。一巡目で立石選手の名前が呼ばれる度に拍手が湧き、抽選後に阪神タイガースが交渉権を獲得すると歓喜の声があがった。続いて山崎投手の名前が三巡目で読み上げられると、再び大きな拍手が湧き起こった。

 立石選手は「とにかくうれしかった。ここ一年、色々けがなどもあったが、まずここまで頑張って良かったなと達成感があった」と振り返る。一方、山崎選手は「ぼーっとしていたが、驚きが一番」と、指名された瞬間の気持ちを明かしている。

走攻守揃った「万能選手」

 立石選手は山口県出身。走攻守において高いレベルで戦えることが最大の強み。複数のポジションを守れるユーティリティープレイヤー。打者として、得点圏での強さにも自信を持つ。大学3年時の明治神宮大会では10安打の大会新記録を樹立。大舞台での勝負強さが光る。

 プロとしての目標は「見ている人から期待してもらえるような選手になりたい」と語り、プロ1年目の目標として二桁本塁打を目指す。将来はゴールデングラブや打撃タイトルなど、「色々なタイトルを獲得できるような選手になりたい」としている。

 同時に指名を受けたチームメイトの山崎投手について尋ねると、「山崎もけがで思うようにプレーできない姿も見ていたし、そんな中でも黙々とリハビリ、トレーニングをしているのを見ていたのでうれしかった」と称えた。

投手歴3年でプロの舞台へ

 山崎投手は東京都青梅市出身。193センチの長身を生かしたキレのあるストレートが持ち味。打者の手元で伸びるストレートは球速以上に感じるという。最速は大学4年時の全日本大学野球選手権で記録した149キロ。最大の特長は、投手歴わずか3年という将来性。大学に入って投手に転向したにも関わらず上位指名されたことに対し、立石選手も「すごすぎる」と驚きと称賛のコメントを寄せている。

 プロとしては「まずは一軍の舞台に立ち、長く戦える選手を目指してやりたい」とし、将来的に「球団の顔になれる選手になりたい」と力強く語っている。

 共に戦ってきた立石選手について「立石は1位確定と言われていたが、しっかりと競合で選ばれるのはさすがだなと思った。同じ舞台に立ててまずは率直にうれしい」と喜びを語った。

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