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八王子 社会

公開日:2025.12.04

桑都テラスで「僧と照らす」
初開催 来場者で賑わう

  • テラス内の畳の間で阿字観体験をする参加者

  • オリジナルのお香づくりも

 宗派の垣根を越えて寺院に親しんでもらおうと、若手の僧侶たちが企画した体験型イベント「そう(僧)とてらす(照らす)」が、11月26日に中町の桑都テラスで行われた。主催は八王子市仏教会青年部、後援は八王子市仏教会。

 同青年部の僧侶たちがもてなし役となり、入場料を払うことで、写経や坐禅、お香づくりなど、多様な体験ができる方式を採用。坐禅と似ている瞑想修行の一つである「阿(あ)字(じ)観(かん)」の体験会では、西蓮寺(大楽寺町)の薬師寺一浩僧侶に教えてもらいながら、五体投地のやり方などを練習。参加者はそれぞれリラックスした面持ちで、静かに瞑想にふけった。

 この日、世田谷区から訪れた80代の女性は、30分ほど写経を体験。「こういう催しに来たのは初めて。(写経を通して)穏やかな気持ちになれた」と感想を語った。

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