キャンプをしながら地元のつながりをつくろうと、市民有志で結成された実行員会が主催して5月28日、「ライフキャンピング」が鶴牧西公園で開催された。
「身近にある公園等の公共財を使って、ご近所同士の交流を深めながら楽しく暮らせたらいいなと思って」と話すのは実行委員会の共同代表のひとり・小室大さんだ。サバイバルスキルを身につける手段のひとつであるキャンプを身近な公園等で実施することで、震災時に役立つスキルを身につけること、近所の顔が見える関係をつくることを目的に、初めて今回のイベントを企画したという。
同イベントは、今年春に(一社)多摩循環型エネルギー協会が多摩市の環境の向上や意義ある活動に対し、助成を行う「サンサン助成金」の対象事業として実施。当日は、テントを公園に張り、参加者が持ち寄った食材を使ってバーベキューをしたり、参加者がそれぞれクラフトビールやコーヒー、ドーナツなど、オリジナルのショップを出店するなど、会場を訪れた約50人が食事や会話を楽しんでいた。
小室さんは「多摩ってキャンパーが多いよねって言われるようになれれば。もっと地域の人たちが参加できるように模索しながら、徐々に活動を広げていきたい」と振り返った。
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