落合にある幼保連携型「おだ認定こども園」(石阪恒子園長)で5月21日、立正大学社会学博士の小宮信夫氏を招いた家庭教育学習会が行われた。
同園では、保護者や地域の人たちに教育情報を発信しようと定期的に家庭教育学習会を開いている。今回は、犯罪社会学の第一人者・小宮信夫氏を招き「地域で子どもを犯罪から守るために」と題した講演会を開催。小宮氏は過去の誘拐事件等を例に挙げながら「誘拐は騙すケースがほとんど。人通りが多いところが安全ではない。『入りやすく、見えにくい場所』が危険。そうした場所をパトロールすることや集団行動が大事。幼い頃から景色を見る訓練、近所の人と話して自信をつけさせることが防犯につながる」と自論を述べると、訪れた保護者や地域住民は熱心に耳を傾けていた。
石阪園長は「皆さんの関心の高いテーマで、来ていただいた方々から『目から鱗だった』という声が多かった。今後もこうした教育情報を地域に発信していきたい」と話した。
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