多摩 社会
公開日:2016.07.21
「集いの木」に願いを込めて
「こどもリビング」七夕飾りをライトアップ
多摩川河川敷の一ノ宮公園そばにある「子育てシェアハウス こどもリビング」で7月7日、シンボルとなっている高さ6mほどの「集いの木」に約400の短冊を飾り付けたライトアップイベントが行われた。
聖蹟桜ヶ丘で保育所を運営する(株)ウィズチャイルドが手掛ける自活型学童保育とカフェが融合したコミュニティカフェとして、昨年オープンした「こどもリビング」。以来、シンボルツリーとなっているのが目前に立つ欅の木。学童の子どもたちや、親子で遊びに来た子どもが木登りなどをするようになり、コミュニティの中心となっていることから”集いの木”と名付けられた。
そうした中、学童に通う女の子の「木にみんなで短冊を飾ろう」の一言がきっかけとなって、短冊を集めることに。保育所に通う子どもや保護者、カフェの客らに声をかけ、同日一ノ宮公園で実施したイベント「ミズベリング」に参加した多摩大学の学生たちや地域住民らにも協力してもらい約400の短冊が集まった。”願いの木”に変身した木は、夜にライトアップされ、来場者を楽しませた。
同施設の田中鉄太郎代表は「皆さんの協力でこれだけ多くの短冊を飾ることができた。この木は来年の今頃は周辺の整備計画でなくなる。最後にみんなで楽しめて良かった」と話した。
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