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多摩 社会

公開日:2016.11.03

まち歩きで防犯対策
馬引沢・諏訪地区で住民らが連携

  • マップ制作のために地域をチェック

 「馬引沢・諏訪地域福祉推進委員会」(伊東伸浩委員長)は10月20日、防犯と地域の魅力を再発見することを目的とした「まち歩き」を行った。

 同委員会は、2010年4月に発足し、以来、地域住民や関係機関が連携して地域の課題を検討し”支え合いの仕組みづくり”の活動を行っている。昨年度から”地域での見守り”をテーマに活動を行っており、今年度は地域内の各団体、住民有志が様々な時間・場所で実施している防犯パトロールや放課後の子どもたちの見守り活動を集約し、「地域パトロールマップ」を作成して、来年2月に発行予定の広報紙の中で周知することをめざしているという。

 その中で今回は、範囲が広く、中には見守り活動が希薄な場所もある他、不審者情報や街灯の有無等の情報が地域から比較的多く寄せられた諏訪小学校付近(諏訪2〜5丁目)を防犯の目で見て歩こうと企画。同委員会メンバーらが3グループに分かれて地域内を歩いて回り「敷地が広く、緑も多いが、人通りが少なく暗い道が多い」「学校跡地がどのように使われているか外から見えるような形にした方がいいのでは」「2・3丁目ルートは散策としても魅力的」などの意見が挙がった。

 同事務局では「今回こうしてただ歩くだけでなく、防犯の目で見て回ることができた。これまで座学などが多かった中で、外を歩いて魅力を再発見することもできたので良かった。今回挙がった意見を来年2月のマップに反映させていきたい」と話していた。

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