多摩市と京王電鉄(株)、独立行政法人都市再生機構東日本賃貸住宅本部(UR都市機構)の協働で3月25日、市外在住者を対象にした「多摩ニュータウンの魅力実感ツアー」を行った。
同ツアーは、「多摩ニュータウン再生」の取り組みのひとつで、ソフト面でのまちの活性化、魅力を発信することでニュータウンへの定住を促進することがねらい。昨年好評だったことから、第2回として実施された。
同ツアーでは、実際にニュータウンの街並みや住環境、子育て環境を見てもらおうと、主に市外在住の20〜40歳代の夫婦や子育て中の人で多摩ニュータウンでの暮らしに興味がある人を対象に、HPや京王線の中吊り広告を中心に募集。25組からの応募があり、当日は江東区や足立区、相模原市、横浜市から11組27人が参加して行われた。
実際に見て「良い印象」
当日、聖蹟桜ヶ丘駅京王電鉄本社に集合し、永尾俊文多摩市副市長がガイドを務める中、バスで諏訪・永山エリアを巡った後、永山団地の「MUJI×UR団地リノベーション物件」を見学。諏訪団地へ移動し、「Brillia多摩ニュータウン」や諏訪児童館を見て回った。多摩センターエリアでは、多摩市の魅力である自然環境や、歩車分離のまちであることなどを体感してもらうため、鶴牧西公園や遊歩道を散策。その後、パルテノン多摩でリノベーションセミナーを行い、事例などの説明を聞いた。
相模原市から参加した夫婦は「MUJIのリノベーションや、ニュータウンの現状を知りたくて参加した。実際に見ることができて、いいなと思った」と感想を話していた。
多摩市企画政策部では「今回は居住系にテーマを絞ったことで、参加者からもご好評をいただいた。『住替えの候補にしたい』という方がほとんどだったので、今後もイベントの案内などを送らせてもらうことで居住促進につなげていければ。来年以降も、参加者していただく方以外にもPRを行い、3者連携で取り組んでいきたい」と話している。
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