多摩消防署は6月6日、南野の京王バス南(株)多摩営業所で「ふれあい防災フェスタ」を実施した。
毎年6月の第2週を「危険物安全週間」と定め、その啓発を目的に開催されているこの催し。イベントの冒頭に実施された消防演習では、交差点に停車中のバスが乗用車に衝突し、燃料が流出する中で、乗用車内に脱出できない人、バス車内には複数のケガ人が発生したことを想定。京王バス南(株)の自衛消防隊による初期消火、119番通報、国士舘大学から応援に駆け付けた学生とともに負傷者の救護を行うなど、各参加機関が連携して実践的な演習を実施した。また最後には消防隊の一斉放水が行われ、演習は幕を閉じた。
また演習終了後には、身のまわりの危険物の展示や正しいごみの出し方などの啓発、消火体験、起震車による地震体験なども行われ、地域住民や近隣保育園の園児らも参加して賑わいを見せていた。
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