多摩市はこのほど、多摩市総合福祉センターのネーミングライツスポンサーが決定したことを発表した。スポンサーに決まったのは、「二幸産業・NSPグループ(二幸産業株式会社・株式会社日本水泳振興会)」で、愛称は「二幸産業・NSP健幸福祉プラザ(略称・二幸健幸福祉プラザ)」。
ネーミングライツとは、市が所有する施設等に愛称を命名する権利を、希望する企業等に付与するもの。多摩市では、今回、市内の公共施設として、多摩市総合福祉センターを対象に、初めてネーミングライツを導入。昨年10月5日から11月13日までスポンサーの募集を行った結果、1社から応募があったという。その1社が2008年4月から同施設の指定管理者となっていた「二幸産業・NSPグループ」だった。
契約期間は、今年4月1日から2021年3月31日までの3年間で、命名権料は年額100万円(消費税込)。今年4月1日から、今回決まった愛称が使用される。市では「今回得た命名権料を同施設の施設維持管理に活用していきたい」としている。
また、市によれば、来年度以降、改修や指定管理者の更新のタイミングに合わせて、他の公共施設でもネーミングライツの導入を検討していくという。
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