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原発に頼らない社会へ 「復興フォーラム」で講演会・意見交換

社会

掲載号:2018年3月22日号

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(写真上)2月に二本松市を訪れ、浪江の子どもたちとの交流について報告した(写真左下)エネルギー問題に取り組む連光寺小児童による発表(中央)挨拶する商連の平会長(右)講演を行った吉原氏
(写真上)2月に二本松市を訪れ、浪江の子どもたちとの交流について報告した(写真左下)エネルギー問題に取り組む連光寺小児童による発表(中央)挨拶する商連の平会長(右)講演を行った吉原氏

 3・11から7年―。「再生可能エネルギーがもたらす希望」をテーマとした「復興フォーラム2018」が3月10日、関戸公民館ヴィータホールで盛大に開催された。先月福島県二本松市を訪れた地元の子どもたちのプレゼン、吉原毅氏による講演会、再生可能エネルギーに対するパネルディスカッションが行われ、活発な意見が交わされた。

 同フォーラムは、桜ヶ丘商店会連合会を中心とした「第37回せいせき桜まつり実行委員会」の主催、関戸・一ノ宮コミュニティセンター運営協議会の共催で開催された。

 桜ヶ丘商連では、東日本大震災発生直後から復興支援活動を行う他、福島県の子どもたちを多摩市に招き、多摩の子どもたちとの交流を行っている。この「復興フォーラム」も桜まつりのプレ企画として、震災や原発事故を風化させないために何ができるか考えることを目的に毎年開催しており、今年は「再生可能エネルギーがもたらす希望」をテーマに開催された。

 フォーラムの冒頭、登壇した桜まつりの実行委員長を務める商連の平清太郎会長は「商連では毎年ささやかながら復興支援を続けてまいりました。商連ではこれからも微力ではありますが、このような復興フォーラムや、福島と多摩の子どもたちの交流事業を続けていく考えなので、ぜひご支援・ご協力をお願いします」と挨拶した。

自然エネ使う多摩市に

 第1部では、2月10日に商連・桜まつり実行委員会が企画した「浪江・二本松と多摩をつなぐ交流のつどい」に参加し、二本松市を訪れた多摩第一小学校と多摩中学校の生徒たちによるプレゼンが行われた。両校の子どもたちが、スライドを使って当日の交流の様子を紹介し、震災について考えたこと、学んだことを発表。両校代表の児童・生徒は「今私にできることは福島に行って学んだ震災の被害の大きさを伝えること。将来は原発に頼ることなく、自然エネルギーを使った多摩市になってほしい。そのためにまだまだ学んでいきたい」「これからどのような社会をつくっていけばよいのか。そのことを真剣に考えることが今私たちがすべきこと」と語った。

 第2部では、城南信用金庫の顧問で、原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟の会長を務める吉原毅氏による講演が行われた。吉原氏は原発の課題等を挙げながら「国民全員が明るく、前向きになるために再生エネルギーを推進している。ぜひ皆さんでそういう風潮をつくりながら、取り組んでもらえれば」と話した。

 第3部では、総合学習の中でエネルギー問題に取り組む連光寺小学校6年生による発表が行われた後、同校の棚橋乾校長、一般社団法人多摩循環型エネルギー協会の理事・江川美穂子氏、たまエンパワー(株)の山川勇一郎代表取締役、阿部裕行多摩市長をパネリストに、それぞれの活動を紹介。市内公共施設で屋根貸による太陽光発電などが提案されるなど、再生可能エネルギーについて活発な意見が交わされた。

 最後には、浪江中学校の生徒たちが作った歌『未来への光』を来場者で合唱し、フォーラムは幕を閉じた。
 

再生可能エネルギーについて話し合うパネリスト
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