多摩版 掲載号:2018年6月21日号 エリアトップへ

児童合唱団「多摩ファミリーシンガーズ」を主宰する 高山 佳子さん 桜ヶ丘在住 

掲載号:2018年6月21日号

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童謡唱歌を次世代に

 ○…6月16日に関戸公民館ヴィータホールで恒例の演奏会を開催した。部活や学習塾など子どもたちの放課後の生活が多様化する中で、合唱団で練習に励む22人の歌声が聴衆を魅了した。「子どもには何でもできる力がある。そのパワー、エネルギー、夢や希望を皆さんに感じてもらえたのでは」と頬を緩ませる。

 〇…音大在学中から「うたのお姉さん」としてNHKに出演する他、日本テレビ「テレビのおばちゃま」など数々の番組に出演。地元の子どもたちに本物の舞台を観てもらおうと41年前に「多摩ファミリー劇場」とともに合唱団を立ち上げた。子どもは歌で、親は裏方で参加してもらう。まさに家族で参加する合唱団をみんなで築き上げてきた。「礼儀や大人を敬う心をまず学んでもらいたい。歌は下手でもいい。素敵な人になってほしいですね」と笑顔で語る。

 〇…合唱団では、これまで雲仙普賢岳慰問コンサート、日中国交回復10周年記念行事など国内外で活動を行ってきた。「幼い時期に大勢のお客様から拍手をもらうのは誇らしいこと」。ただし簡単に得られるものではない。時に厳しい練習を懸命に乗り越えた先に得られるものだ。その成功体験が今の教育に必要だと持論を説く。卒団生でプロになったり、アシスタントとして手伝いに来てくれる子どもたちも多いという。「それが一番嬉しい。私を乗り越えていってほしい」と目尻を下げる。

 〇…舞台プロデュースや作曲、童謡教室の講師、北原白秋の業績を伝える活動など多忙な日々を送る。「好きなことをやらせてもらっている。大きくなったガキ大将です」とほほ笑む。日本の文化である童謡・唱歌。その美しいしらべを次世代に伝えていく。それを目標にこれからも指導者、伝道者として歩み続ける。

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