多摩 人物風土記
公開日:2026.01.29
文化庁から「地域文化功労者表彰」芸術文化分野で表彰された
下田 幸花さん(本名:下田武子)
桜ヶ丘在住 92歳
生け花通し 地域に貢献
○…華道家として多摩市の文化振興に尽力したとして文化庁から表彰された。多摩市国際交流センター(TIC)で外国人に生け花を約30年間教え、市の国際交流にも貢献。今回の表彰を受けTICの職員や生徒などから多くの祝福を受けた。「今までいろいろな活動をしてきた功績が認められたのでしょう。みなさんからお祝いしてもらい、うれしいですね」
○…20歳の時に生け花を始め、指導する立場になってからは多くの生徒を育ててきた。多摩市華道連盟が発足した際に会長に就任。華道展を開くなど生け花文化の普及に努めた。市内の団体が集まる多摩市文化団体連合会の設立にも携わるなど約半世紀の間、市の文化発展を見届けてきた。「たまに華道展を見に行くと生け花文化が根付いたんだなと思います」と生け花を見に行くことが楽しみになっている。
○…1958年、結婚を機に多摩市に住み、自宅に華道教室を構えた。多忙な日々のなか、自宅から見える景色が好きで心を落ち着かせるという。「稽古するためにみんなが集まって、にぎやかな雰囲気も好きです」。生け花を引退した今は、テレビ鑑賞やカラオケ、健康麻雀などに打ち込むことが元気の秘訣だという。「嫌いなものがないですから。なんでも食べることも体にいいのでしょう」と笑う。
○…TICの講座では多くの外国人に生け花を教えてきた。今も生徒とは交流を続け、少し花を触るだけで生け花の雰囲気を変える指導は『魔法の手』と驚かれるほどの信頼があった。講座は外国人への居場所の提供にもなったのではという気持ちも抱く。「花は言葉を超え、花を通じて会話ができ、思いが通じる。ほとんどの方が花を楽しんでくれたのでは。花は世界共通ですから」
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