多摩 人物風土記
公開日:2026.02.12
『SILENT FALLOUT』自主上映の会の代表を務める
太田 恵美子さん
愛宕在住 77歳
小さなことでも行動を
○…昨年の春から夏にかけて乗船したピースボートの船内で見た映画「サイレントフォールアウト」に衝撃を受けた。アメリカに広まる実験による放射能汚染は、被爆国の日本よりも数倍の危険性があることに驚いた。そして映画の監督が日本人で幼稚園教諭という経歴にも感銘を受けたという。「核廃絶、核反対という思想では無く、こんな事実があるということを知ってもらえたら」と上映会を決めた。
○…「どんな小さなことでもアクションを起こせば何か動かせることができる」と何度も繰り返す。船の中には1700人おり、映画の出演者にも出会い決意は固まった。「船の中では1700人分の一人ですが、船を降りたら1億分の一人と考えたら怖気づいちゃったんです」。しかし、「初志貫徹。やってみよう」とボランティアで携わる国際交流センターの仲間と会を立ち上げた。「良い仲間とできることに感謝したい」
○…山形県の出身。結婚後に多摩市へ。ピースボートの乗船は結婚50周年の記念だった。「観光が好きなんですけど外国語が話せなくて、夫と二人、力を合わせて一人前です」と笑う。長年、忙しく編集などの仕事を続けてきたが、地域の仕事に携わった際、どんど焼きなどが行われていることに気づいた。「住民の方が多摩市の文化を支えている。故郷に似ていて懐かしい」
○…アメリカの核実験再開発言など今の世界情勢に危機感を抱く。「雰囲気で流されているようで怖い」と口にする。若い人や働いている人にも見てもらいたいと夕方からの上映も行う。「若い人の方が長く生きるから、ぜひ見て考えてほしい」。準備から告知まで奔走する力の源は「ちょっとした正義感かしら」と微笑んだ。
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