多摩版 掲載号:2018年7月5日号
  • LINE
  • はてぶ

多摩市&中央警察 「自動通話録音機」を貸出  特殊詐欺対策で1000台

社会

呼び出し音の前にメッセージが流れる自動通話録音機
呼び出し音の前にメッセージが流れる自動通話録音機
 全国的に特殊詐欺が多発している昨今。多摩市ではこのほど、その対策として「自動通話録音機」の無料貸し出しの予約受付を始めた。台数は1000台で、都内市部でこれだけの数の貸し出しを行うのは多摩市だけだという。被害にあいやすい高齢者が貸し出しの対象。市では「多くの家庭で取り付けてもらい未然に防止を」と呼び掛けている。

 多摩中央警察署によると、特殊詐欺で多いのは、犯人が電話で親族をかたり、高齢者を言葉巧みに誘導し、お金を振り込む「オレオレ詐欺」や、「還付金詐欺」などだという。

 多摩市内では、2014年に1億4100万円(被害件数20件)と被害額が最も大きく、16年、17年はそれぞれ約9637万円、約5127万円と総被害額は減っているものの、被害件数がともに31件とここ5年で増えている(表参照)。

 そこで今回、その特殊詐欺対策として、実施するのが「自動通話録音機」の無料貸し出しだ。この録音機は、電話の呼び出し音が鳴る前に、「この電話は、振り込め詐欺被害防止のため会話の内容が録音されています」と警告メッセージが流れる仕組みになっており、メッセージの後の通話が録音される。このメッセージを聴くことで、犯人は声が残ることを嫌って電話を切るケースが多いため、未然に被害を防止する効果が望めるという。

 貸し出し台数は1000台(先着順で、在庫がなくなり次第終了)。対象は、概ね65歳以上の高齢者が居住する世帯(若い人が同居していても可)。介護保険料決定通知書や介護保険料納付書にチラシを同封し、設置を呼び掛けていくという。

 貸し出しの予約は平日午前8時30分から午後5時まで。取付希望者は、多摩中央警察署生活安全課犯罪抑止担当【電話】042・375・0110、取付を希望せず各自で取り付ける場合は市防災安全課防犯担当【電話】042・338・6841へ。

 市防災安全課では「16年から貸し出しているが、高齢者が多く被害件数も増えているため、今回1000台用意した。多くの家庭で設置してもらい、犯人に警告することで被害を未然に防いでいきたい」と話している。

多摩版のトップニュース最新6件

創立10周年を祝福

青陵中学校

創立10周年を祝福

10月18日号

「地域経済」牽引企業を支援

多摩市×東京都

「地域経済」牽引企業を支援

10月18日号

医療費の所得制限を撤廃

多摩市全小・中学生

医療費の所得制限を撤廃

10月4日号

「地域交流」の場を再興

ほほえみネット愛宕

「地域交流」の場を再興

10月4日号

鎮座400年を祝って

落合白山神社

鎮座400年を祝って

9月20日号

地域コミュニティ「再生」を

三方の森ふれんど

地域コミュニティ「再生」を

9月20日号

多摩版の関連リンク

あっとほーむデスク

多摩版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

持続可能な地域づくりを

持続可能な地域づくりを

 健幸まちづくりシンポジウム

11月1日

多摩版のイベント一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2018年10月18日号

お問い合わせ

外部リンク