市立聖ヶ丘中学校周辺の5自治会・管理組合が参加する「聖ヶ丘中学校周辺地域合同防災訓練」が11月11日、同中学校校庭で行われ、約150人が有事に備えて様々な訓練を体験した。
毎年、恒例となっている同地域の合同防災訓練。訓練に参加したのは、聖ヶ丘1丁目自治会、都営聖ヶ丘1丁目自治会、エステート聖ヶ丘2丁目西管理組合、同東管理組合、聖ヶ丘2丁目自治会の5団体。
当日は、各自治会・管理組合が、それぞれの指定場所に参集し、訓練を開始。聖ヶ丘中学校まで徒歩で歩いて移動し、開会式を行った後、備蓄米の作り方について学んだ。その後、2班に分かれて水消火器を使った初期消火や、隔壁破壊、AED、三角布による止血、スタンドパイプの訓練・体験などを行った。今回は、都営聖ヶ丘1丁目自治会が購入した「災害対策用架設トイレ」や、多摩市が保有する電気式の災害用トイレ「ラッポントイレ」がお披露目され、組み立て方や使い方の説明を受けると参加者は興味津々。使った後の処理方法などについて質問していた。
コーディネーターを務めた都営聖ヶ丘1丁目の田村藤子さんは「中学生や消防署、警察署、消防団の協力によって濃厚な訓練ができた。毎年訓練を行うことが地域に伝わり、皆さんが参加してくれている。そのことが大事。今後も継続していければ」と話していた。
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