今年20歳を迎えた旧北貝取小学校の卒業生25人が3月31日、多摩センターに集まってタイムカプセルを開封し、当時を懐かしみながら級友たちと旧交を温めた。
統廃合によって2011年に歴史の幕を閉じた北貝取小学校。その最後の卒業生31人は当時、20歳になったら開封することを約束し、タイムカプセルを準備。業者に保存を委託していた。
当日は、当時の担任が住む多摩センター近くに25人が集合し、業者から送られてきたタイムカプセルを開封。缶から出てきたのは、学校で使っていた磁石やキーホルダー、20歳の自分への手紙、友人へのメッセージなど。その思い出の品々を手に「手紙は開けたくない」「なんでこんな物を」などと口々に思いを語り、盛り上がりを見せていた。その後、参加した一人ひとりが近況を報告しあい、久々の再会に親交を深めていた。
幹事を務めた須永櫻子さんは「参加率が高くて嬉しかった。童心に戻った懐かしさと、年を取ったなという実感がわいた」と感想を話す。続けて「みんなの近況を聞けて、一人ひとりが大人として歩んでいるなと思うと感慨深かった。6年間同じクラスで過ごしてきた仲間。久々に会っても違和感なく話すことができてありがたい仲間だなと感じた」と話していた。
多摩版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
東日本大震災復興フォーラム3月28日 |
|