多摩市の夏の風物詩「せいせき朝顔市(第37回ふるさと多摩夏まつり)」が7月6日・7日の2日間、聖蹟桜ヶ丘駅西口周辺で開催され、大輪の花を咲かせた朝顔を求めて多くの人が訪れた。
同実行委員会が主催して行われたこの催し。多摩市の農業を通じた市民相互のふれあいと、多摩市の特産品を生み出そうと1983年から開催。今年で37回目を迎えた。
5日には、品評会が行われ、イベント当日には、市内の7軒の農家が丹精込めて育てた朝顔8種類1千鉢が販売され、大輪の花やつぼみをつけた鉢を多くの人が購入していった。また地元の桜ヶ丘商店会連合会や多摩市酒販組合によるスクラッチクイズや梅酒の販売なども行われ、2日間にわたって会場は賑わいを見せていた。
生産者の萩原弘さんは「今年は天候が悪く花の育ちが遅かったが、その分これまでよりも弦を巻くのは楽だった。ぜひ自宅で花を咲かせて楽しんほしい」と話していた。また実行委員長の鈴木功一JA東京みなみ多摩支店長は「お陰様で今年も売れ行きが良く、花の生育も良かった。さすが皆さんプロ。昭和、平成、令和と続き37回も続けてくることができ生産者の方々をはじめ、皆さんに感謝したい。来年以降も『継続は力なり』で実施していきたい」と今年のイベントを振り返った。
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