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多摩 社会

公開日:2020.07.09

東京多摩GRC
「広めよう奉仕の輪」寄付事業が柱

 ○…1990年に設立され、今年度、記念すべき30周年を迎えた。その節目の年に大役を担う中で、掲げたスローガンは「広めよう奉仕の輪」。日本のみならず全世界のRCの一番の目的である「奉仕」の心、活動を広めていこうという思いが込められている。「これまでGRCで築いてきたものを今の時代に合わせて活動を行っていきたい」と意気込みを語る。

 ○…本来であれば30周年の記念式典、祝賀会を9月に予定していたが新型コロナウイルスの影響で中止を決めた。先が見えない中で、これまで継続してきた寄付・支援事業が今年度の事業の柱となる。ラオスの小児病院、ポリオ撲滅等への寄付、多摩消防少年団、東京都薬物乱用防止推進協議会の支援など。「ロータリアンはみんな平等。なんでも意見を言い合いながら、楽しく、みんなで奉仕活動を広げていきたい」と力説する。

 ○…知人の紹介で入会して8年目。奉仕活動を通じて、異業種の人たちと交流を深めてきた。「勉強になるし、いろいろな情報も入ってくる。入って良かった」と笑みをこぼす。コロナの影響でオンラインを取り入れた例会の必要性など転換期に来ていると感じている。「コロナとうまく付き合いながら新時代に向けた活動を模索していきたい」と抱負を語った。

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