市立北諏訪小学校(木下雅雄校長)は9月2日、社会福祉法人日本心身障害児協会が運営する「島田療育センター」(中沢)に児童手作りのうちわ258枚を寄贈した。
今年行われる予定だった「東京オリンピック・パラリンピック2020」に向けて、児童のボランティアマインドを醸成しようと、同校では昨年、「島田療育センター」のスタッフを招き、4年生の総合的な学習の時間で「自分たちができること」という内容について授業を行った。
そのことをきっかけに、今度は同施設恒例の夏まつりで配布されているうちわを作ろうと計画。昨年度の3学期中に製作する予定だったが、新型コロナウイルスの影響で休校となったこともあり、このほど製作し完成した。
うちわは、同施設が用意した台紙に、現5年生3クラス87人が、夏まつりで配ることをイメージして、花火やひまわり、すいか、キャラクターなど思い思いの絵柄を描き、258枚が出来上がった。制作した児童は「喜んでもらえたら嬉しい」「いろいろな人に使ってもらえたら」と話していたという。
同施設の岩井理さんは「実用的でとても良いものをいただけて嬉しい。今回の取り組みがボランティアのきっかけになってくれれば。今年の夏まつりは規模を縮小して実施することになったが、そこで配りたい。この縁が、地域につながっていってほしい」と話していた。
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