多摩市バスケットボール連盟(松田大輔会長)は9月13日、市立総合体育館で元日本代表の渡邉拓馬氏を講師に招き、「ジュニアバスケットボール講習会」を開催した。当日は、小・中学生53人が参加し、渡邉氏の指導のもと、技術やバスケットボールの楽しさを学んだ。
同連盟では、市内のジュニア世代の強化のため、中学生を対象にした大会を昨年12月に初めて主管して開催した。今回も、その一環として、バスケの楽しさや技術を身に着けてもらおうと東京都、(公財)東京都体育協会、(一財)多摩市体育協会の主催のもと、同連盟が主管しジュニア育成地域推進事業として、Bリーグのアルバルク東京や日本代表として活躍した渡邉拓馬氏を講師に招いた講習会を企画した。
当日は、小学生高学年と、中学生の2部にわけて講習会を実施。渡邉氏の指導のもと、ウォーミングアップの鬼ごっこから始まり、2人1組のパス練習が行われた。渡邉氏は実際に見本を見せながら「指先をもっと使って」と子どもたちに丁寧にアドバイスを送った。その後、1対1や4対4のゲーム形式の練習も行われ、子どもたちは渡邉氏のアドバイスに耳を傾けながら熱心に練習に取り組んでいた。
参加した小学6年生は「やったことのない練習もあり楽しかった」「パスを指ではじくことを教えてもらった。これからもっとパス、ドリブルを使ってうまくなりたい」と感想を話していた。
企画した同連盟の岸孝司理事長は「こうしたご時世の中でも開催できて良かった。元プロに教わる良い経験ができたと思う。もっとバスケが好きになるきっかけになってくれれば。これからもこうしたクリニックをやっていきたい」と話した。
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