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多摩版 公開:2020年9月24日 エリアトップへ

学校でソロキャンプに挑戦 瓜生小で自然宿泊体験

教育

公開:2020年9月24日

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火を起こし、フライパンで炊飯に挑戦
火を起こし、フライパンで炊飯に挑戦

 子どもたちに身近な場所で自然体験活動をしてもらおうと企画された「多摩の自然学校」が9月11日・12日の1泊2日、市立瓜生小学校(水野裕司校長)で開催され、6年生23人がソロキャンプを体験した。

 「多摩の自然学校」は、文部科学省が推進する「小学校自然体験活動プログラムの開発」の一環として、2008年度から市内の小・中学生を対象に、国士舘大学ウェルネス・リサーチセンターの主催で行われてきた。親の力を借りず、自ら考え、協力し合いながら、食事作りや自然の中で寝泊まりする自然体験が目的。

 今年は、コロナ禍の中で、同小学校、同センター、瓜生ひろば、多摩市青少年問題協議会瓜生地区委員会、多摩市教育委員会が協力し実施が実現。同小学校での実施は10回目となる今回、1人で食事を作り、テントを張って泊まる、「1人で挑戦」をテーマにしたソロキャンプを企画。移動教室などが中止となったため、6年生を対象に参加者を募った結果、23人が参加して行われた。

 当日、開校式の後、早速テントの準備に取り掛かる児童たち。天候が危ぶまれたため、校庭ではなく体育館にテントを張り、校庭で食事作りに挑戦した。火おこしに苦戦しながらも、同センターの研究員の指導を受けながら、自宅から持ってきた米をフライパンで炊き、「米が固い」「美味しい」と舌鼓を打っていた。食後は、多摩よこやまの道の展望台までナイトハイクを実施。翌日は、朝から再度米を炊いて朝食を食べ、未明から雨が降り始めたため、体育館でレクリエーションを楽しんだ。

 参加した菅蒼太朗くんは「ご飯を炊くのに薪をくべるのが大変だった。今回の経験を災害時などに役立てたい」と話した。指導にあたった同センターの永吉英記副センター長は「コロナの中で学校や皆さんと協力しながら、安全面に気をつけながら『自分のことは自分で』と今までにない形で実施することができた。子どもたちにとっても充実した内容になったと思う」と話していた。

体育館でテントを張る児童たち
体育館でテントを張る児童たち

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