「せいせきみらい活性化実行委員会」(妹尾浩也実行委員長)は11月7日、「せいせきエール花火」と銘打ち、多摩川河川敷から75発の花火を打ち上げた。
同委員会は、2014年から花火をツールにした地域活性化イベント「せいせきみらいフェスティバル」を「KAOFES」とコラボして開催してきたが、今年は中止とした。一方で、花火はもともと悪疫退散を祈願して打ち上げたことがその起源であることに加え、コロナで疲弊した市民や地域経済を励まし「花火もフェスの火も消さない」ことを目的として、花火の打ち上げを秘密裏に企画していた。
当日は、同日開催の「多摩市オンライン文化祭」で、これまでのイベントの様子が紹介された後、中継で花火を打ち上げることを発表。カウントダウンの後、75発の大輪が聖蹟桜ヶ丘の夜空を彩った。
翌日には、実行委員会メンバーで多摩川河川敷の清掃活動も実施した。
妹尾実行委員長は「これまで地元の皆さんが大切にしてきた思いを、これから担っていく人たちにつなぐ。そして、子どもたちが主役となってつくりあげるイベントに、という思いはこれからも変わらず進化を続けていきたい。『今ならではのカタチ』と『あったらいいな』、『みらいフェス』に期待してもらえたら」と話している。
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