市立多摩中学校(千葉正法校長)で11月30日、「みんなでつくろう未来の東京」と題し、2年生の社会科で東京の未来について考える授業が行われた。
東京都企画政策局と連携して行われた今回の授業。都は昨年、「『未来の東京』戦略ビジョン」を取りまとめ、今年度中に2040年に向けた長期戦略の策定を進めている。その一環として今回、同校と連携して「2040年の東京を考える」をテーマにした授業が行われた。
授業では、これまで取り組んできた「ESD(持続発展教育)」や「多摩市の未来を考える」、学校の伝統である「チョボラ」(ちょっとしたボランティア)について振り返り、同ビジョンの子ども向けの冊子や、動画を紹介。都が用意したワークシート「2040年の東京はどんなまち?」に、生徒たちは「一戸建てが減り、高層マンションに住む。空き地が増え、森林となり、CO2が削減される」「排気ガスなど、空気の汚れがまったくない都市」などそれぞれが抱く未来の東京のイメージを書き込んでいった。最後には、江東区にある水素情報館「スイソミル」のイメージキャラクター「スイソン」が来校し、記念撮影を行った。
授業を受けた生徒は「こんな東京になってほしいと思うだけでなく、実現させるためには夢を描き続けて、平和でくらしやすい東京をあきらめないことだと感じた」と感想を話していた。
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