東京都福祉保健局、(公財)東京防災救急協会は11月22日、東京消防庁と協力して多摩市内で西多摩・南多摩全域の東京消防庁認定患者等搬送事業者を対象とした「新型コロナウイルス感染症対策講習会」を行った。
新型コロナウイルスの感染者増加に伴い、緊急性が低い通院や入退院、病院から病院への転院を担う患者等搬送事業の感染対策への重要性が高まっている。そうした状況の中、搬送事業者が安全かつ、かつ安心して患者搬送を行えるようにと今回講習会を実施した。
当日は、多摩市内から3事業所約30人が参加。杏林大学医学部高度救命救急センター救急医学教室の山口芳裕教授を講師に迎え、コロナに関する講演と、感染防止用個人防護具の着脱の実技などを中心に実践的な内容で実施された。また多摩消防署救急隊の感染防止措置や消毒などの取り組みについての紹介も行われた。
参加者からは「内容の濃い講習で勉強になった」「タイムリーな講習会で安心して搬送業務に従事することができる」といった感想をがあがった。
東京消防庁では今後、都内全域の患者等搬送事業者に対しての講習会も開催する予定だという。
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